ワインのカロリーは意外と高い?ダイエット中でも楽しめる低カロリーワインの選び方

ワインのカロリーは意外と高い?ダイエット中でも楽しめる低カロリーワインの選び方

ワインを楽しみたいけれど、カロリーが気になる…そんな方は多いのではないでしょうか?実は、ワインのカロリーは種類によって大きく異なります。

今回は、ワインのカロリーについて徹底解説し、ダイエット中でも罪悪感なく楽しめる低カロリーワインの選び方をご紹介します。健康を意識しながらもワインライフを充実させたい方必見の内容です。

目次

ワインのカロリーはどのくらい?種類別徹底比較

ワインのカロリーは主にアルコール分と糖分に由来します。一般的に、アルコール1gあたり約7kcal、糖質1gあたり約4kcalとされています。ワインの種類によってカロリー量は大きく異なるため、詳しく見ていきましょう。

赤ワインのカロリー

ワインのカロリーは意外と高い?ダイエット中でも楽しめる低カロリーワインの選び方

赤ワインは、通常グラス1杯(125ml)あたり約85〜90kcalです。フルボディの赤ワインはカロリーが高く、ライトボディの赤ワインは比較的カロリーが低い傾向にあります。

代表的な赤ワインのカロリー(125mlあたり):

  • カベルネ・ソーヴィニヨン:約85kcal
  • メルロー:約83kcal
  • ピノ・ノワール:約82kcal
  • シラー:約88kcal

赤ワインには、ポリフェノールの一種であるレスベラトロールが含まれており、適量であれば健康に良いとされています。しかし、カロリー制限をしている場合は飲む量に注意が必要です。

白ワインのカロリー

白ワインは一般的に赤ワインよりもカロリーが低い傾向にあります。グラス1杯(125ml)あたり約75〜85kcalです。ただし、甘口の白ワインは糖分が多く含まれているため、カロリーが高くなることがあります。

代表的な白ワインのカロリー(125mlあたり):

  • シャルドネ(辛口):約82kcal
  • ソーヴィニヨン・ブラン:約74kcal
  • リースリング(辛口):約75kcal
  • リースリング(甘口):約118kcal
  • モスカート(甘口):約120kcal

辛口の白ワインは、糖分が少ないためカロリーが低く、ダイエット中の方にもおすすめです。

スパークリングワインのカロリー

スパークリングワインは、製法や糖分量によってカロリーが大きく異なります。

代表的なスパークリングワインのカロリー(125mlあたり):

  • ブリュット・シャンパン:約95kcal
  • プロセッコ:約80kcal
  • セック・シャンパン(やや甘口):約120kcal
  • アスティ・スプマンテ(甘口):約140kcal

ブリュットやエクストラ・ブリュットと表記された極辛口のスパークリングワインは、糖分が少なくカロリーが低めです。一方、デミ・セックやドゥーといった甘口のものはカロリーが高くなりますので注意しましょう。

デザートワインのカロリー

デザートワインは糖分が多く含まれているため、他のワインと比較してカロリーが非常に高いのが特徴です。

代表的なデザートワインのカロリー(60mlあたり):

  • ポートワイン:約90kcal
  • シェリー(甘口):約85kcal
  • ソーテルヌ:約95kcal
  • アイスワイン:約120kcal

デザートワインは少量でも満足感が得られますが、カロリーを気にする方は特に摂取量に注意が必要です。

低カロリーで楽しめる!ダイエット中におすすめのワイン選び

ダイエット中でもワインを楽しみたい方のために、低カロリーなワインの選び方をご紹介します。

アルコール度数に注目

ワインのカロリーの多くはアルコールに由来するため、アルコール度数が低いワインを選ぶことでカロリーを抑えることができます。通常のワインのアルコール度数は12〜14%程度ですが、9〜11%程度の低アルコールワインを選ぶと、カロリーを20〜30%カットできます。

特におすすめの低アルコールワイン:

  • ドイツのモーゼル地方のリースリング(アルコール度数8〜10%)
  • イタリアのモスカート・ダスティ(アルコール度数5〜6%)
  • フランスのヴーヴレ(アルコール度数11%前後)

糖分の少ない辛口ワインを選ぶ

ワインの甘さはカロリーに直結します。甘口のワインは残糖度が高く、そのぶんカロリーも高くなります。ダイエット中は辛口のワインを選びましょう。

ラベルをチェックする際は、以下の表記に注目してください:

  • 赤ワイン:「ドライ」「タンニックな」と表記されているもの
  • 白ワイン:「ブリュット」「辛口」「ドライ」と表記されているもの
  • スパークリングワイン:「ブリュット・ナチュール」「エクストラ・ブリュット」「ブリュット」と表記されているもの

低カロリーワイン専用品種を試す

近年、健康志向の高まりから、低カロリーや低アルコールを謳ったワインも登場しています。これらは通常のワインと比較して20〜30%カロリーが低いものもあります。

代表的な低カロリーワインブランド:

  • スキニーガールワイン(約80kcal/125ml)
  • ブロスリー・ゼロ(約45kcal/125ml)
  • イエローテイル・ライト(約70kcal/125ml)

これらのワインは、特殊な製法で糖分を減らしたり、アルコール発酵プロセスを調整したりすることでカロリーを抑えています。

ワインとダイエットの関係性〜適量のワインは太らない?

ワインと体重増加の関係について、いくつかの研究結果をもとに解説します。

適量のワイン摂取と体重の関係

適量のワイン摂取は、必ずしも体重増加につながるわけではありません。2010年に発表されたアーチ・インターナル・メディシン誌の研究では、適量の赤ワインを飲む女性は、飲まない女性と比較して体重増加が少ない傾向にあると報告されています。

出典:Study: Women who drink moderately tend to gain less weight in midlife – Los Angeles Times
Study: Women Who Drink Tend to Be Thinner | TIME

これは、赤ワインに含まれるポリフェノールが、脂肪の蓄積を抑制する効果や代謝を高める効果がある可能性を示唆しています。ただし、これはあくまで「適量」の場合であり、過剰摂取は逆効果です。

ワインの適量とは?

健康的な飲酒量は以下のように定義されています:

  • 女性:1日あたり1杯(125ml)まで
  • 男性:1日あたり2杯(250ml)まで

この範囲内であれば、カロリー摂取量も抑えられ、ダイエットに大きな影響を与えにくいとされています。

ワインの飲み方とカロリーコントロール

ワインを楽しみながらカロリーをコントロールするためのポイント:

  1. 食前に飲む:食前に少量のワインを飲むと、食欲を適度に抑えることができ、結果的に食事の総カロリーを減らせる可能性があります。
  2. 水と交互に飲む:ワイン1杯の後に水1杯を飲むというサイクルを作ると、ワインの摂取量を自然と減らせます。同時に水分補給にもなり、二日酔い防止にも役立ちます。
  3. 週に2〜3日はノンアルコールデーを設ける:毎日飲酒するのではなく、休肝日を設けることで、カロリー摂取を抑えると同時に、肝臓の回復も促します。
  4. ワインスプリッツァーにする:ワインに炭酸水を混ぜたスプリッツァーにすると、アルコール度数とカロリーを下げつつ、飲む満足感は得られます。

まとめ:賢くワインを選んで健康的に楽しもう

ワインのカロリーについて詳しく見てきましたが、種類によってカロリー量が大きく異なることがわかりました。ダイエット中の方は、以下のポイントを押さえてワイン選びをすると良いでしょう。

  • 低アルコール(9〜11%)のワインを選ぶ
  • 辛口のワインを選ぶ(ブリュット、ドライなど)
  • デザートワインや甘口ワインは控える
  • 専用の低カロリーワインを試してみる
  • 1日の適量(女性は125ml、男性は250ml)を守る
  • 飲み方を工夫する(水と交互に、スプリッツァーにするなど)

ワインは適量であれば、リラックス効果や心血管系の健康に良い影響をもたらすとされています。カロリーを意識しながらも、ワインのある豊かな食生活を楽しんでください。質の高いワインを少量じっくり味わうことで、満足感を得ながらもカロリーを抑えることができます。健康的なライフスタイルとワインの楽しみ、両方を手に入れましょう!

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